TONE VIGELANDは、1938年にノルウェーで著名な芸術家一家に生まれる。 1955年から国立工芸デザイン大学で金工を専攻、その後1957年よりオスロの職業学校に転校し本格的にジュエリーデザインを学び始めました。同年の学生展示会に出展した作品が話題を呼び、1958年に設立された工芸センターPLUSに招かれ、銀工房の見習いとなりジュエリーデザイナーとしてキャリアをスタート。 1960年のミラノトリエンナーレや他の国際的な展覧会への出展など、すぐに頭角を表す。 1961年に金細工師としての資格を取得し自身のスタジオを構え、PLUSにデザインを提供しながら、一点もののジュエリーをデザイン。シンプルで洗練されたモダンジュエリーとして人気を博しました。 1967年の個展では、金、銀、エナメルを用いた独創的で斬新なデザインのジュエリーを発表し、国内で与えられるほとんど全ての賞を受賞するなど賞賛を浴び、ジュエリーアーティストとして確固たる地位を築きました。 この後も、既成概念にとらわれない技法や素材、構造など常に探求し続け革新的なジュエリーを発表。これらのアートジュエリーは、一見すると芸術的でオブジェのようなジュエリーではあるが、機能性が考慮されており身につけることのできるものでした。
世界各国のミュージアムで個展を開催(1997年には東京国立近代美術館でも開催)、数々の賞を受賞するなど国際的にも注目を浴びるジュエリーアーティストです。
こちらは、1958年にデザインされた槌目加工が施されたバングル。『SMIDD』とは、鍛造の意。シルバー925。
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