Saara Hopea(サーラ・ホペア)による『APPLE』とネーミングされたアートピースの花器。
1954年にデザインされ、1955年から1962年に製造されました。
カットサインは『S. Hopea Nuutajärvi Notsjö -58』。こちらは、1958年に製造されたもの。
※目立つダメージ無く良い状態です。
SAARA HOPEA|サーラ・ホペア|1925 - 1984 |FINLAND
Saara Hopea(サーラ・ホペア)は、フィンランドの女性デザイナー。
ヘルシンキ芸術デザイン大学で家具デザインを専攻。
1946年からMajanderで家具デザイン、1948年からTaitoでPaavo Tynell(パーヴォ・ティネル)のアシスタントとして働く。
1951年にKaj Franck(カイ・フランク)の誘いでフリーランスのインテリアデザイナーとしてArabia/Nuutajarviのギャラリーやショールームの設計、家具をデザイン。実力が評価され翌1952年からは、Nuutajarviのガラスデザイナーとして数多くのプロダクトやアートピースをデザインしました。
父が亡くなったのを機に1959年にNuutajarviを去り、家業の金細工工房であるOssian Hopeaでジュエリーをデザイン。1960年に結婚後、ニューヨークへ移りエナメルのデザイン。
夫の仕事の都合で1963年からネパール、1965年からインドで暮らしテキスタイルをデザイン。1967年にフィンランドに戻り1982年までOssian Hopeaでジュエリーをデザインしました。
彼女は、様々な分野で類稀なセンスを遺憾なく発揮した非常に優れたデザイナーです。
1954年と1957年には、ミラノトリエンナーレでシルバーメダルを受賞。
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