1978年にデザインされ、1979年に発表された『PRIMAVERA』のタンブラー。
側面に3つ、底面に1つの型を使用した複雑な型吹きによって製造。
3つの突起した脚はココナッツからと、彼の多くの作品と同様に自然からインスピレーションを得てデザインされています。
2サイズで展開され、こちらは大きいサイズのもの。
同じく1979年に自身がデザインし、ROSENTHAL社の100周年式典にて発表された『CENTURY』シリーズに酷似していたことから、ROSENTHAL社の要請により短期間で製造が中止となりました。
非常に希少なもの。
※目立つダメージなく良い状態です。
TAPIO WIRKKALA|タピオ・ヴィルッカラ|1915-1985|FINLAND
ヘルシンキ芸術デザイン大学で彫刻を専攻。1946年にイッタラのコンペで一等を受賞し、その後亡くなるまでイッタラのデザイナーとしてアートピースからプロダクトまで数多くの作品をデザインしました。ガラスの他にも陶磁器、ジュエリー、彫刻、グラフィックデザイン、家具など様々な分野で活躍したフィンランドを代表するデザイナーです。手工芸的アプローチでフィンランドの厳しい自然からインスピレーションを得た芸術的な作品を数多く残しています。ルニング賞(1956年)、ミラノトリエンナーレで展示、ガラス、木製彫刻の3部門でグランプリ(1954・57年)など受賞歴多数。
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