1956年に発表されたTIMO SARPANEVA(ティモ・サルパネヴァ)にとって初めての日常使いのプロダクトである『i-line』。
『i-line』は、アートとプロダクトのギャップを埋める目的として発表され、通常のプロダクトより20〜30%高価な高級家庭用ガラスとして販売されました。
現在イッタラ社のマークは、当初『i-line』のマークとしてデザインされましたが、翌年にアートガラス全般のマーク、後にイッタラ社のブランドマークとなりました。
こちらのタンブラーは、1958年にデザインされ1959年から1970年まで製造。型吹きにより成型され、口縁部の歪みや底に溜まったガラスの厚みなど一点一点異なります。
1965年から1974年まで使用されたパッケージの特徴的なロゴタイプもティモ・サルパネヴァによるデザイン。
このロゴタイプから、こちらは1965年から1970年までに製造されたものと推測されます。
※おそらく未使用。非常に良い状態です。