Tapio Wirkkalaは、1948年に飛行機のプロペラをプライウッドで製造していたSoinne & Kniとの協働によりプライウッドを素材とした作品づくりに着手。
プライウッドから削り出されるリズムのある表面パターンに魅了され、1951年に最初の作品として葉っぱのフォルムをしたオブジェを発表、その後ASKOより発表される家具シリーズへと発展させていきました。
Tapio WirkkalaはまたSoinne & Kniデザイナー兼コンサルタントでもあり、同社のロゴのデザインも手掛けています。
こちらは、プロダクトとして1953年にデザインされたバーチ材のプライウッドのトレーです。
※擦り傷や縁に欠けなど使用感があります。
TAPIO WIRKKALA|タピオ・ヴィルッカラ|1915-1985|FINLAND
ヘルシンキ芸術デザイン大学で彫刻を専攻。1946年にイッタラのコンペで一等を受賞し、その後亡くなるまでイッタラのデザイナーとしてアートピースからプロダクトまで数多くの作品をデザインしました。ガラスの他にも陶磁器、ジュエリー、彫刻、グラフィックデザイン、家具など様々な分野で活躍したフィンランドを代表するデザイナーです。手工芸的アプローチでフィンランドの厳しい自然からインスピレーションを得た芸術的な作品を数多く残しています。ルニング賞(1956年)、ミラノトリエンナーレで展示、ガラス、木製彫刻の3部門でグランプリ(1954・57年)など受賞歴多数。
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