ARTEKは、「Alvar Aaltoがデザインした家具を販売するだけでなく、アートやデザインプロダクト、
工芸品などの展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進すること」を目的に設立。
店舗には、当初より自社製品と共にAalto夫妻の審美眼を指針としたモロッコのラグやフィンランドの手工芸品などがラインナップされ、
旅先で買い付けたものが追加されていきました。
Aino Aaltoの死後、その役割をARTEK設立者のひとりであるMairea Gullichsen(マイレア・グリクセン)が担うこととなり、
彼女の幅広い人脈を駆使し世界中から買い付けられ商品が展示販売されました。
こちらは、1975年4月に中国でMairea Gullichsenによって買い付けられ、同年にARTEKで開催された中国の工芸品を展示販売する『チャイニーズ・マーケット』展で販売されたラタントレーと推測されます。
※目立つダメージなく良い状態です。