1947年から1959年にかけて製造。
Tapio Wirkkalaは、1946年に開催されたKarhula-Iittala(カルフラ・イッタラ)の彫刻ガラスコンペで優勝したことをきっかけに、
翌1947年よりIittalaのデザイナーとして活動を開始しました。
このコンペに出品された作品のひとつが限定版『Chanterelle』であり、初めてラインカットによる装飾が施された作品でもあります。
この装飾技法はその後1954年頃まで多くの作品に採用され、有機的なフォルムと合わせて初期の代表的な意匠となりました。
こちらの作品もそのひとつ。
カットサインは『TAPIO WIRKKALA -IITTALA -55 』で、1955年に製造されたことを示しています。
※目立つダメージなく良い状態です。
TAPIO WIRKKALA|タピオ・ヴィルッカラ|1915-1985|FINLAND
ヘルシンキ芸術デザイン大学で彫刻を専攻。1946年にイッタラのコンペで一等を受賞し、その後亡くなるまでイッタラのデザイナーとしてアートピースからプロダクトまで数多くの作品をデザインしました。ガラスの他にも陶磁器、ジュエリー、彫刻、グラフィックデザイン、家具など様々な分野で活躍したフィンランドを代表するデザイナーです。手工芸的アプローチでフィンランドの厳しい自然からインスピレーションを得た芸術的な作品を数多く残しています。ルニング賞(1956年)、ミラノトリエンナーレで展示、ガラス、木製彫刻の3部門でグランプリ(1954・57年)など受賞歴多数。
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