Alvar Aalto(アルヴァ・アアルト)は、1936年にKARHULA-IITTALA主催で開催された翌年のパリ万博出展用のデザインコンペに
「エスキモー女性の革パンツ」と題した非対称の有機的な曲線を描く複数のスケッチで優勝。
パリ万博では、自身が設計したフィンランド館にKarhulaで製造された10点の作品が展示され、Alvar Aalto単独では初めてのガラス作品となりました。
同年には、インテリアデザインを手掛けたSavoyレストラン用にも2つの花器デザインし、
その一つである品番9750/3030は、現在も製造される人気の作品で、通称SAVOY VASEとも呼ばれています。
こちらは、オパールガラス製の品番3030。
カットサインは『ALVAR AALTO 3030』で、1962年から1974年に製造されたものと推測されます。
※目立つダメージなく良い状態です。