BÖRJE RAJALIN(ボルジェ・ラジャリン)は、フィンランドのデザイナー。
1952年より現ヘルシンキ芸術デザイン大学でIllmari Tapiovaaraの推薦で金属美術学科へ進み、Bertel Gardbergに師事。1955年にデンマークのGeorg Jensen、Michelsenなどを視察し、当時フィンランドにはなかった職人の高い技術を目の当たりにし刺激を受け帰国。翌1956年に自身のスタジオを構え、同年からKalevala Koruでアートディレクター・デザイナーとして、モダンジュエリーのデザイン開発に携わる。1958年には、ヘルシンキのARTEKにてBertel Gardberg、Elis Kauppi、Eero Rislakkiと『Four Avant-Garde jewelry exhibition』と題したモダンジュエリー展を開催し好評を得る。 1960年にミラノトリエンナーレでゴールドメダル、1963年にルニングプライズを受賞するなど国際的な評価を獲得する。ヘルシンキ地下鉄の車両をAntti Nurmesniemiと共同でデザインするなどインダストリアルデザインの分野でも活躍。
1962年製造。シルバー916。
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