1932年のKARHULA-IITTALAガラスコンペのプレスガラス部門で第2位を獲得した『BÖLGEBLICK』。その後1934年よりシリーズ名を『AALTO』として製品化され、生産が開始されました。フィンランド語で『AALTO』とは、『波、波動、起伏』を意味し、波動のような同心円状のデザインと自身の名前のダブルミーニングとなっています。同心円状のデザインは、スタッキングを可能とする機能性があり、また当時、安価な日常使いのガラスには気泡が入ることが多く、その気泡を目立たなくするということも考慮されています。
こちらは、不透明な白いガラスの蓋つきバターディッシュ。
製造期間は1952年から1953年または1956年。希少なもの。
※蓋の縁に小さな欠けがありますが、その他使用感なく非常に良い状態です。