1932年のKARHULA-IITTALAガラスコンペのプレスガラス部門で第2位を獲得した『BÖLGEBLICK』。その後1934年よりシリーズ名を『AALTO』として製品化され、生産が開始されました。フィンランド語で『AALTO』とは、『波、波動、起伏』を意味し、波動のような同心円状のデザインと自身の名前のダブルミーニングとなっています。同心円状のデザインは、スタッキングを可能とする機能性があり、また当時、安価な日常使いのガラスには気泡が入ることが多く、その気泡を目立たなくするということも考慮されています。
こちらは、この他の『AALTO』シリーズとは異なるカタログに唯一掲載された製品で品番のないモデルです。
1961年からRiihimaen Lasiで製造されたモデル、
その後にIittalaで現在も製造されている『AINO AALTO』シリーズのボウルの元となるもの。
このサイズは1934年〜1941年に製造。
※擦れなど使用感あります。当時の製品品質上、気泡や皺などがあります。