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MARITA LYBECK(マリタ・リューベック) | "KOTO" PLATE S

ITEM NO.
MRLB035
STOCK
1
PRICE
15,000円(税込16,500円)
DESIGNER
MARITA LYBECK|マリタ・リューベック
BRAND
KERA|ケラ
SIZE
H:24mm φ:182mm
VINTAGE / USED
こちらは、ヴィンテージ/ユーズドの商品となります。商品買付け時においては、細心の注意を払い良質なコンディションの商品のみを買い付けてきております。傷や汚れ等、特に目立つダメージやコンディションに関しては表記しておりますが、経年変化や使用感などによる小さな傷まで全てを商品説明に表記しておりません。製造時における品質基準が現代ほど高くない時代の商品でもあります。気になる点がございましたら、ご注文前にお問い合わせください。同じ商品でコンディションに大きな違いがない場合は、一つの商品画像のみでの表示となります。商品画像は、モニタの設定に左右されますので実際の商品と色味が異なる場合がございますのであらかじめご了承ください。

Marita Lybeck(マリタ・リューベック)は、フィンランドの女性デザイナー・陶芸家。
兄はARTEK設立メンバーの一人で美術史家、批評家であったNils-Gustav Hahl(ニルス・グスタフ・ハール)。
モダンで機能的なテーブルウェアの分野においてのパイオニアで、1930年代半ばにAino Aalto(アイノ・アアルト)からの依頼でARTEKの陶器やテキスタイルをデザインしキャリアをスタートさせました。
1937年のパリ万国博に出展されたAlvar Aalto(アルヴァ・アアルト)の家具のファブリックや、SAVOYレストランのテーブルウェアの一部なども彼女のデザイン。
1947年に自身のスタジオEMMELを設立。
国内の赤土を用い、装飾はほとんどなくシンプルなフォルムで、スタッキング可能な機能性や自由に組み合わせができるなど、
モダンで革新的なデザイン理念のテーブルウェアを職人の手の痕跡が残るハンドメイドで発表しました。
1951年にはARTEKで『赤土のフォルムと機能』と題した個展を開催するなど好評を得ましたが、
後にKaj Franck(カイ・フランク)のKILTAシリーズやKupittaan Saviなどの同じデザイン理念の大量生産品との価格競争に敗れるなどして1957年に閉業。
1957年からは、EMMEL設立前にARTEKの作品を製造していた地元の陶器メーカーであるKERAのアートディレクターに就任し1958年まで在籍。
その後、ストックマンデパートのアート・デザイン部門のマネージャーなどとして活躍しました。
1954年のミラノトリエンナーレでシルバーメダルを獲得。

陶芸家を目指すきっかけとなったのが、自宅近くにあったKERAの工場で目の当たりにし、心を奪われた赤土を使った陶器でした。
こちらは、そんな彼女の陶芸家・デザイナーとしての原点でもあるKERAで、1957年にアートディレクターとして就任後すぐに発表した『KOTO』シリーズのリム皿。
赤土の素材感を生かし、リム部分にのみ黒い装飾が施されたシンプルなデザイン。全体に透明釉薬がかけられています。
ハンドメイドのため、赤土の色味や釉薬、サイズに個体差があります。
KERAは1959年に閉業しましたが、1958年の夏頃にはすでに工場は稼働しておらず、わずかな期間のみの製造となります。
たいへん希少なもの。
※小傷はありますが、目立つダメージなく良い状態です。

MARITA LYBECK|マリタ・リューベック|1906 - 1990|FINLAND

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