『MAARU』シリーズのゴブレットは、1980年にデザインされ、1981年から1982年の2年間のみの製造。
ボウルの内外両面に波紋のような幅の異なる同心円状の凹凸があり、重なり合う陰影により様々な表情を見せます。
安定感をもたらす重厚でシンプルなデザインのステムとプレートのフォルムも秀逸。
『MAARU』とは、TapioとRutの娘のMaariaのニックネームでもあります。
画像10枚目右。
※目立つダメージなく良い状態です。
TAPIO WIRKKALA|タピオ・ヴィルッカラ|1915-1985|FINLAND
ヘルシンキ芸術デザイン大学で彫刻を専攻。1946年にイッタラのコンペで一等を受賞し、その後亡くなるまでイッタラのデザイナーとしてアートピースからプロダクトまで数多くの作品をデザインしました。ガラスの他にも陶磁器、ジュエリー、彫刻、グラフィックデザイン、家具など様々な分野で活躍したフィンランドを代表するデザイナーです。手工芸的アプローチでフィンランドの厳しい自然からインスピレーションを得た芸術的な作品を数多く残しています。ルニング賞(1956年)、ミラノトリエンナーレで展示、ガラス、木製彫刻の3部門でグランプリ(1954・57年)など受賞歴多数。
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