1956年にフィンランドのガラス産業275周年を記念してデザインされたワイングラス。
1956年当時は複雑な製造工程の為量産できず、はじめて製造販売されたのが1981年の同300周年展、その後1987年の自身の展示の際に共にフィンランドガラスミュージアムで限定販売されました。
近年では、2015〜2016年に開催されたTAPIO WIRKKALA・RUT BRYKの生誕100周年展を記念して1000個限定で芸術家・ガラス職人のKari Alakoskiによる製造でTAPIO WIRKKALA RUT BRYK FOUNDATIONより販売されました。
製品名はありませんが、記念展でのみ製造されたいる為、『JUHLA(Jubilee)』と呼ばれています。1957年のミラノトリエンナーレに出展。
こちらは、3サイズ展開されたうちの中間サイズ、1981年に製造されたもの。
希少なもの。
※目立つダメージなく良い状態です。
TAPIO WIRKKALA|タピオ・ヴィルッカラ|1915-1985|FINLAND
ヘルシンキ芸術デザイン大学で彫刻を専攻。1946年にイッタラのコンペで一等を受賞し、その後亡くなるまでイッタラのデザイナーとしてアートピースからプロダクトまで数多くの作品をデザインしました。ガラスの他にも陶磁器、ジュエリー、彫刻、グラフィックデザイン、家具など様々な分野で活躍したフィンランドを代表するデザイナーです。手工芸的アプローチでフィンランドの厳しい自然からインスピレーションを得た芸術的な作品を数多く残しています。ルニング賞(1956年)、ミラノトリエンナーレで展示、ガラス、木製彫刻の3部門でグランプリ(1954・57年)など受賞歴多数。
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