Börje Skohg(ボルイェ・スコーグ)は、1947年にGustavsberg(グスタフスベリ)のArgenta部門で銀の装飾画家としてキャリアをスタート。
1949年には、Wilhelm Kage(ウィルヘルム・コーゲ)に装飾技術が認められ、Argentaの作品に装飾画家としてのサインを残すことを許されました。
1958年ごろから独自に銀彩を発展させ、ダレルヴェン川の石やキルナの鉄鉱石に装飾を施した作品を発表、
これが人気を博したことで、1961年にArgenta部門の装飾画家からGustavsbergのスタジオ作家として独立。その後1987年まで活躍しました。
こちらは、1977年にGustavsbergの自身のスタジオにて制作された横長の大型作品。
彼の原点であり多くの作品で使用している銀と、釉薬を用いたアブストラクトな陶板作品。
※目立つダメージなく非常に良い状態です。
GUSTAVSBERG|グスタフスベリ|SWEDEN
はじまりは1640年のレンガ工場。その後、1825年に陶磁器工場として創業。1850年代にいち早く着手し、1860年に生産を始めたボーンチャイナの製法は、GUSTAVSBERGの特産品となり発展と成功へと導きました。20世紀に入り、スウェーデン工業デザイン協会の推進する大衆へ向けた安価 で質の良いものづくりへと転換していくなか、1917年に画家であったWILHELM KAGEをアートディレクターとして迎え、モダンデザインの礎を築く。1934年にBERNDT FRIBERG(ベルント・フリーベリ)、1937年にSTIG LINDBERG(スティグ・リンドベリ)、1950年にKARIN BJORQUIST(カリン・ビョールクイスト)、 1954年にLISA LARSSON(リサ・ラーション)らが入社。デザイナーにはそれぞれスタジオとアシスタントが与えられ、量産プロダクトをデザインするとともに、作家活動としてのアートピー スの製作も自由に行われていました。北欧モダンデザイン黄金期と重なる1950年代から60年代に隆盛を極めたが、70年代より勢いを失い買収を繰り返し現在 は、衛生陶器メーカーとして操業を続けています。食器部門は買収され、別会社であるHPF GUSTAVSBERGとして復刻版等を中心に製造。