Lisa Johansson-Pape(リサ・ヨハンソン・パペ)は、家具やテキスタイル、照明など多方面で活躍したフィンランドの女性デザイナー。
また照明技術協会の共同創設者としてや手工芸友の会で長きにわたりディレクターとして振興や研究に取り組みました。
織物作家・デザイナーのDora Jung(ドラ・ユング)とは特に深い関係で、共同展示をしたり、彼女の国内外での展示を企画したり、アーカイブを整理したりと活躍を支えた友人でもありました。
1927年に家具デザイナーとしてキャリアをスタート、1937年からはStockmannのデザイン部門、1942年からはStockmann傘下のOrnoで彼女のキャリアで最も著名な照明器具のデザインを始めました。
1948年からIITTALAとのコラボレーションを始め、1954年に発表された照明器具は、同年のミラノトリエンナーレでゴールドメダルを獲得しました。
1963年にIITTALAより『VIOLA』『ANEMONE』『ACHILLEA』『CHRYSANTHEMUM』と花の名を冠した花器シリーズを発表。
これらは1965年までの3年間製造されました。
こちらは、2つの花器からなる『ACHILLEA(ノコギリソウ)』。
2点ともにカットサインあり。
※目立つダメージ無く良い状態です。