PRISMAシリーズは、1967年から1979年、1987年から1990年に製造。
上部が帯状に見えるのは、内側を傾斜させ厚みを変えているためで、光の屈折で透明のガラスに表情が伺えます。
こちらは、PRISMAシリーズで最も大きな容量350mlのタンブラーです。
同シリーズは下部外側にも傾斜があり3層に分かれていますが、このサイズだけは上部のみの2層。
このタンブラーは、個体数の少なさから限られた期間のみの製造と推測されます。
Arabiaブランドでの販売時と1987年以降のラインナップになく、1967年から1970年の期間と断定できます。
またこの期間において1968年に工場に全自動プレスガラス機が導入されたことにより廃盤となった可能性が高く、1967年から1968年に導入されまるまでの期間で製造されたものではないかと思われます。希少なもの。
※小傷がありますが、目立つダメージなく良い状態です。
KAJ FRANCK|カイ・フランク|1911-1989|FINLAND
ヘルシンキ国立美術大学で家具デザインなど7つの異なったコースを学ぶ。卒業後、家具デザインを主軸としインテリアデザイナーとして活躍。1939年、奨 学金を得てスウェーデン、デンマーク、1953年にはドイツ、イタリア、フランス、イギリスに赴き、この間の様々な研究により造形への視野がさらに広めら れた。北欧諸国への遊学から帰国後、ガラスや照明器具、テキスタイルなどデザインを次々と発表。1945年にARABIA(アラビア)の主任デザイナー、1950年からはアートディレクターに就任し1973年まで活躍。並行してIITTALA(イッタラ)(1946?50年)やARABIAの 傘下であったNUUTAJARVI(ヌータヤルヴィ)(1950?76年)でも数々の作品を残しました。「大衆のためのデザイン」と「デザイナーの責任」を信条とし「フィン ランドの良心」と呼ばれる彼のデザインは機能的でシンプルなフォルム、装飾はなく色彩のみで表現されたものが多く、数々のヒット作を生み出しました。代表 作でもあるKILTA(TEEMA)シリーズ、KARTIOシリーズなどは現在でも生産が続けられています。また、手工芸的なアプローチで芸術的なスタジ オ作品も数多く残しました。ルニング賞(1955年)、ミラノトリエンナーレ グランプリ(1957年)、コンパッソドーロ賞(1957年)など受賞歴多数。
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